Workatoを導入した一番の成功は、各事業部の担当者がITエンジニアを通さずに、ビジネスプロセス、オペレーションプロセスの改善ができたこと、そしてそれをきっかけに彼らが積極的に業務改善の取り組みを行えていることだと思います。
Workatoによって、データ統合のための開発時間は70%(10日→3日)削減されました。より早くデータをビジネス側へ展開し、意思決定を早め、同じ人的リソースで2、3倍の仕事をこなすことで、生産性も大幅に向上しました。
ITに躊躇していた人でも、直観的にWorkatoを触ることでITに親近感を持ち、データ連携や自動化がどのようなものか理解できること、自発的にITを活用した改善策や新しい取り組みにチャレンジできること、その体験を通してよりDXの世界に入り込もうという気持ちになれることを実現できる優れた製品だと思います。
Workatoがなければ、今のメルカリ社内の仕組みは実現できていませんでした。ここ2、3年のシステム再構築において、中心的な役割を担っているのがワーカートです。
プラットフォームのコストを比較検討するには、実際の初期導入にかかる費用だけではなく、導入〜稼働〜運用から廃棄までの総保有コスト(TCO)を考慮する必要があります。低いTCOをお客様に提案するため、Workatoには 1. クラウド ネイティブ、2. 民主化されたプラットフォームと優れたUI/UX、3. シンプル価格モデルの3つの特徴があります。
1. クラウド ネイティブSaaSであるためサーバー運営費用がかからず、システム拡張の際にも追加サーバーが必要となることはないため追加費用もかかりません。
2. 民主化されたプラットフォームのため誰でも開発でき、ITの人的リソース費用や外注費を抑えることができます。また、優れたUI/UXのため、開発期間が短く工数の削減につながります。また、Workatoのコミュニティーライブラリには何千というレシピが公開されており、ゼロからではなくレシピテンプレートをベースに開発できるため、開発期間の短縮が可能です。この人的リソースや時間はコストと直結しているため、ここはTCOに関わる非常に重要な特徴の一つです。
3. Workatoの提案するシンプルな価格モデル:年間ライセンス費に加えて稼働レシピ数に応じて費用を支払うモデルのため、将来的に予期しないコストがかかることがなく、ミニマムにコストを抑えることができます。こちらは、クラウド ネイティブの特徴も大きく関わってくるところで、追加サーバー費用が上乗せで発生することがないため、シンプルでわかりやすい価格モデルが実現できています。